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保証会社による代位弁済と賃料不払い

最近お部屋や事務所を借りる時に不動産屋から
「保証会社との契約をしてもらうことがお部屋を貸すための
条件になります。」的なことを言われたことはありませんか?
最近、保証会社を使う物件が非常に多いので、それほど珍しいことではないはずです。

 

一応知らない方のために・・・。

 

保証会社とは万が一借主が家賃を滞納した場合に、貸主に対して家賃を立て替えて支払う、というサービスです。
この保証会社を利用するにあたり、借主は保証会社に対して保証委託料といったような費用を支払う必要が出ます。物件によっても連帯保証人の有無によっても変わりますが、委託料はおおよそ賃料・共益費の30%から100%です。
そんなに安い費用ではありません。
しかも、敷金・保証金と違い預り金ではありませんので、退去時に返還されるものではありません。

 

さて、本題です。

 

平成24年にこんな事件がありました。
保証会社を利用して賃貸借契約を結んで借主は住み始めましたが、
住み始めてすぐに賃料を滞納するようになりました。
貸主はこれに対して借主に支払いの催告をするとともに保証会社に対して賃料を立て替える(代位弁済)ようにいいました。

借主はその後もずっと賃料の滞納を行いました。
保証会社はそれに対して代位弁済を続けました。

ついに貸主は借主の家賃滞納を理由に契約の解除を求めたところ、借主は「保証会社によって家賃は支払われているから不払いではない。」と契約の解除を不服と裁判を起こしました。

結論から言うと、貸主が勝訴しました。
当たり前といえば当たり前なのですが、裁判所の説明はこうでした。

「保証会社との契約に基づく保証会社の支払いは代位弁済であって、賃借人による賃料の支払いとは別であるから、借主は賃貸借契約の債務不履行である。」とまあ簡単にいうと、こういう結論を出しました。

 

借主は家を追い出され、しかも保証会社の取り立ては残っている、ということになります。

 

でもまあ、そうなると借主が保証委託料を支払ってまでする家賃の保証って何なんだろうって気もしますが、いずれにしてもその辺を間違えることなく保証会社と付き合っていく必要はあるようですね。

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